2008年 12月 03日
クラレンスハウス |
ちょっと早めですがクリスマスのご挨拶をさせて戴きます。
9月にエリザベスおばさんのところに遊びに行った際、チャールズ宅クラレンスハウスに一族皆がそろってくれました。「せっかくだから写真を撮ろうじゃないか」とおばさんのご主人フィリップおじさんがおっしゃるのでこの写真となりました。皆がこ~んなフォーマルで来るとは思わず、いつものマフラー一丁で出かけた私は固く辞退したのですけれど.....。かつてはダイアナが座っていた席に今ではオバハンがどっかと陣取っております。
直ぐに目が行くのはチャールズより頭が危険度を増しているウィリアムだと思いますが、私のお気に入りは英国王室らしからない風貌のヘンリー王子です。明らかにウィンザーよりスペンサー家の血を引いているのでしょう。
私の後ろにいるアンドリュー王子(彼も王子なのよね(-"-))の娘2人は母親に体型がそっくりで、顔が父親にウリですが女性ながら王位継承順位5番目にあるベアトリス王女がビクトリア女王ソックリになっていたのには驚きました。若い頃の女王にそっくりでしたわ(笑)
公式サイトには見学場所は5部屋とありますが入り口の日本式に言えば玄関も含めるのか感覚的には3部屋だと思います。王子2人も住んでいるクラレンスハウスは写真の白い建物がオリジナルで手前の茶色いのは後に付け加えられた部分です。向こうの茶色い建物はヨーク公アンドリュー一家のお住まいですがこちらは公開していません。クラレンスハウスとの間にゲートがあるのですがアンドリュー王子の別れた妻とダイアナが仲良しだったので両家が行き来できるようゲートを作ったようです。
リビングルームは集合写真の場所で、家族写真が沢山飾られていましたが流石にダイアナ写真は一枚もありませんでした。リビングルームからダイニングに行く間にある部屋の左右には初版本が飾られ著者のサイン入りだそうで、これだけでもスンゴイ価値の品々です。バッキンガムと違って本当に生活している場所を見る事が出来るのでココの方が私は面白かったです。何気なく置かれた家具はすべて博物館物の品物で、それをまんま使っているところを見せてもらえる場所はなかなか無いと思います。見学には予約が要りますし、お高いですが日ごろチャールズ一家にお仕えしているスタッフがツアコンになって案内してくれます。質疑応答OKなので英語がわかる方は倍楽しめてお勧めです。
by kateChan
| 2008-12-03 18:30
| 英国だより